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日本ではいまだに「新卒一括採用」という時代遅れな就活システムが蔓延しています。

なぜか?

経営者がバカだからです。

まもなく平成も終わろうとしているのに「学生は新卒で入社した1つの会社に定年までずっと勤めるべき」という昭和の価値観を引きずったシーラカンスのようなジジイどもが経営者としてのさばっている限りこの制度はなくならないでしょう。

特に大学生や大学院生の税理士受験生にとってはこのシステムの存在は害悪でしかなく、受験勉強を阻む最大の敵であると断言できます。

今回は、新卒一括採用という制度が学生税理士受験生にとっていかに害悪であるかを力説したいと思います。

 

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新卒一括採用とは

説明しなくてもご存知かとは思いますが、新卒一括採用というのは「新卒であること」を神聖視して新卒者のみを対象とした狂信的な求人活動を行うカルト宗教みたいなあれです。

新卒一括採用というシステムは欧米諸国には存在しない日本独特の気持ち悪い風習です。

日本はよく無宗教の国だといわれますが、「新卒至上主義」というカルト宗教の信仰者数は世界一だと思います。

信者はよく「新卒採用は企業風土に馴染みやすくなる」とか「離職率の低下につながる」とか「若者の失業率を抑える効果がある」などの美辞麗句を血眼になって並べ立てて盲目的な信仰を貫こうとしますが、結局は若者を囲い込んで逃げられないようにしてブラックな環境でこき使うための方便にすぎません。吐き気を催します。

ちなみに僕は大学生の頃から日本の就活システムが大嫌いで、微力ながら新卒一括採用制度に対して中指を立てたいと思い、就活解禁日と同時に髪を金髪に染めました。

慶應義塾大学というそこそこ就活に強いと言われている大学に通っていたのですが、黒髪で黒スーツとネクタイを身に纏い新卒一括採用というクソ制度の歯車の一部になりに行くくらいならそのままネクタイで自分の首を引きちぎってシぬ方がマシだと思っていたため、結局1社も就活をすることなく大学を卒業しました。

新卒採用の場合は圧迫面接のような足元を見られた面接が多く、上から目線のハゲデブ面接官に対してCtrl+Vで貼り付けたような作り笑顔でニコニコしながら愛想を振りまかないといけないなんて想像しただけで吐血しそうでした。

なお、就活をしなかったおかげで受験勉強に専念でき、23歳で税理士試験に官報合格することができました。また、受験生時代に考案したアプリ『消費税法 無敵の一問一答』をリリースしたり、合格した年の翌年の夏にバイクに乗って2か月かけて「日本一周旅行」をしたり、自分で本を出版したり、資格学校で講師を勤めたりなど、新卒で就職していたらできなかったような経験も色々とできたため、就活をしないという選択肢は自分にとっては正解だったと自負しています。

 

新卒一括採用制度がブラック企業をのさばらせている

日本では新卒一括採用に積極的であることの裏返しとして既卒者の中途採用についてはかなり消極的です。

そのため、内定を得ずに卒業した場合や会社を辞めた場合は再就職が難しく、「レールから外れる」と表現されることがあります。

本来であれば労働市場においても競争原理が働くべきであり、従業員に対して十分な待遇や良質な労働環境を提供できない会社は人手不足に陥り淘汰されることが資本主義経済におけるあるべき姿なのですが、新卒至上主義というカルト宗教が蔓延しているせいで従業員は「レールから外れる」ことを恐れ、ブラックな環境でも我慢してそこに身を置き続けるのです。

その結果、ブラックな労働環境の大手企業がいつまでも生き残り、ベンチャー企業や中小企業がせっかく良質な労働環境で従業員に利益を十分に還元できる仕組みを整えたとしても人が集まらず人材不足で市場から退出せざるを得ないことになり、望ましくないものが最終的に残ってしまう現象が発生してしまいます。

このような現象は経済学の用語で「逆選択」又は「逆淘汰」といい、新卒一括採用という制度は存在そのものが労働市場における「市場の失敗」であるといえます。

新卒一括採用という制度は、労働市場の流動性を低下させ競争原理の働きを妨げ、日本の労働生産性を先進諸国最低水準たらしめる悪因でしかないと断言します。

 

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新卒市場主義は学生税理士受験生にとって「敵」でしかない

大学生で税理士試験の勉強を始める場合は、たいていは大学3年生で受験資格を得て最初の科目を受験できるようになります。(高校生や大学1~2年生で簿記1級か全経上級を取れば受験資格を得られますが、多くの場合は大学3年次からのスタートになります。)

税理士試験に合格するためには相当早い人でも3年程度はかかるため、学生は「就職」か「受験勉強の継続」の2択を迫られます。

早期に合格するためには、勉強を始めたときの勢いが落ちないように「受験勉強の継続」を選択する方が得策であるといえます。

しかし、上述のように一度「レール」から外れてしまうと再就職は困難であるため、「新卒カード」を使って「就職」することを選択する方が多いのが現状です。

「就職」をするとなると、在学中は就職活動のために勉強時間が削られ、就職後は仕事との両立が困難となり勉強時間が確保できず合格までに何年もの期間を要することになったり、受験期間が長期化するとモチベーションの維持が難しく最悪の場合資格取得自体を断念せざるを得ない状況になることもあります。

このように、新卒一括採用という制度の存在は学生税理士受験生にとって受験勉強の継続を妨げる最大の「敵」であるといえます。

 

税理士受験生にオススメの転職エージェント

個人的には、学生時代に勉強を始めた税理士受験生が早期に合格するためには、「レール」から外れることなど気にせずに受験勉強に専念することが一番だと思います。

しかし、それぞれ経済的な事情もあるかと思いますし、上述のとおりまだまだ日本社会では新卒至上主義の考え方が蔓延しているため、新卒で就職して勉強を続けるという選択をする方も多いかと思います。

また、就職せずに勉強に専念するという選択をする場合、無職やフリーター期間ができてしまい職務経歴書に空白期間ができ、「その後の就活に不利になるのでは?」と心配な方も多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメしたいのが、以下のような「転職サイト」です。

転職サイトに登録すれば、その業界に精通したエージェントからアドバイスを受けることができ、受験勉強の計画も踏まえた最適なキャリアプランの提案を受けることができます。

税理士業界は人材の流動性が比較的高い業界であり、「新卒かどうか」よりも知識やスキルが評価されます。

また、税務・会計の知識を用いる専門性の高い職種には、企業戦略上一般公開できない求人も多く、以下のような転職エージェントを通してのみ募集されることがあります。

新卒で就職したけどやっぱり転職したいという方も就職せずに受験勉強に専念することを選んだ方も、「レールから外れてしまう・・・」と肩を落とすことはありません。

「新卒カード」なんていう時代遅れで不合理な考え方は捨てて、自分のペースに合ったキャリアプランを形成することが一番大事なことだと思います。

無料会員登録ができるオススメの転職サイト

数ある転職サイトの中でも、以下の転職サイトは税務・会計の知識を存分に発揮できる求人をたくさん取り扱っています。「今すぐ転職」とはいかなくても、まずは無料会員登録をして日頃から情報収集をしておくだけでも将来の選択肢は大きく広がります。

いずれも限定非公開求人を多く取り扱っているため、併用して広くアンテナを張っておくことをオススメします。

 

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専門性の高い職種への転職サポートに特化しているため、スキルに合った最適なキャリアプランの提案を受けることができます。

一般企業の管理部門への転職を考えている税理士・公認会計士有資格者や税理士科目合格者の方にオススメです!

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