消費税の納税義務の有無は、「基準期間」における課税売上高が1,000万円を超えているかどうかにより判定を行います。 また、簡易課税制度の適用の有無は、「基準期間」における課税売上高が5,000万以下であるかどうかにより判定を行います。 今回は、これらの判定の基礎となる「基準期間」の意義について、詳しく解説したいと思いま...
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遠隔地のお客さんにも商品を販売したい場合などに、第三者に商品を積送し、手数料を支払って商品の販売を委託することがあります。 今回は、商品を委託販売している場合の売上の計上時期はいつになるのか、消費税の取扱いや経理処理・仕訳例はどうなるのかについて解説したいと思います。 委託販売とは 「委託販売」とは、商品や製品の販売...
突然ですが皆様、次の税込商品価格(消費税率10%)の税抜本体価格は整数の金額になるか判別できますか? 電卓等は使わず、5秒以内にお答えください。 商品価格:40,535円(10%税込み) いかがでしたか? 「そんなの電卓も使わずにわかるわけないだろ!」と思った方が多いのではないでしょうか? 実は、ある裏技を使え...
消費税法上、住宅の貸付は非課税取引とされています。 では、会社が従業員等のために他の者から借り上げた社宅を貸し付ける場合や自社所有の社宅や社員寮を貸し付けた場合はどうなるのでしょうか? 今回は、社宅家賃の支払額や自己負担分の給与からの天引きに係る仕訳処理と消費税の取り扱いについて解説したいと思います。 社宅の家賃も非...
令和元年(2019年)10月1日に日本で初めて消費税の軽減税率制度が導入されてから早いものでもう2年の月日が経とうとしています。 普段からこのサイトをご覧になっている方は消費税への興味が高い人が多いため、大抵の取引については、友人や家族から聞かれてもドヤ顔で適用税率を答えられる方が多いのではないでしょうか。 しかしです...
令和3年4月1日から商品価格の総額表示が義務化されたことにより、原則としてすべての商品が税込価格で表示されるようになりました。 そこで、突然ですが皆さん、税込1,000円(消費税率10%)の商品を購入した場合、消費税額はいくらになるかご存知ですか? お昼ご飯に定食屋で税込1,000円のとんかつ定食を食べて、お腹もいっぱ...
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、新たに出前や持ち帰り販売を開始した飲食店も多いかと思います。 そこで、今回は、飲食店が飲食料品を店内飲食、出前、持ち帰りで販売した場合のそれぞれの簡易課税の事業区分と消費税の軽減税率の適用の有無について解説したいと思います。 軽減税率が適用される取引 令和元年10月1日から日本...
商品やサービスの価格表示で「内税」と「外税」という言葉を聞いたことはありませんか? たまにレシートや領収書で見かけるけど、どういう意味なのかあまりよくわかっていない方も多いかと思います。 そこで今回は、価格表示の「内税」と「外税」の意味の違いと、商品価格に含まれる消費税の請求書への書き方や計算方法について解説したいと思...
会計ソフトなどで入力時に、税区分に「非課税仕入れ」と「不課税仕入れ」とあるのを目にしたことがあるかと思います。 「これってどう違うの?きちんと区別しなきゃいけないの?」と疑問に思ったこともあるのではないでしょうか? そこんで、今回は、非課税仕入れと不課税仕入れの違いについて解説したいと思います。 非課税仕入れと不課税...
PayPayやLinePayなどのキャッシュレス決済手段を使う人が増えています。 最近は、現金は一切持ち歩かない主義の完全キャッシュレス派の人に会うこともそう珍しいことではなくなってきました。 今回は、お店が商品をキャッシュレス決済で売り上げた場合に、キャッシュレス業者に支払う決済手数料に消費税がかかるのかどうかについ...
領収書を発行するときは、取引額の税込金額だけでなく、税抜金額も書くことが多いと思います。 しかし、税込価格から税抜価格を計算するのって、意外と大変じゃないですか? 例えば、以下のイラストのように、税込金額がキリのいい綺麗な数字のときは、たいてい税抜金額は汚い数字になります。 税抜金額や消費税額を求める際、「あれ、端数は...
高速道路を利用する際にETCカードで料金を支払う人が年々増えています。 今回は、高速道路料金を支払ったときの仕訳・会計処理と、マイレージポイントの還元額に関する消費税の取扱いについて解説したいと思います。 現金で高速道路利用料金を支払った場合 現金で高速道路料金を支払った場合の会計処理はとても簡単です。 その現金支払...
みなさんはアイスの「ガリガリ君」は好きですか? もちろん僕は大好きです。色んな種類の味がありますが、僕はやはり王道のソーダ味が一番好きです。 夏の暑い日なんかは「あぁ…あぢぃ…ガリガリ様たべたぃ…」と無意識に口走ってしまうくらいに好きです。 ガリガリ君は、運が良いと持つ棒の部分が「当たり棒」になっていることがあり、その...
この記事の内容は、すでに廃止された税目である「物品税」について解説しています。 現在、「物品税」はもう存在していません。 日本で消費税が導入されたのは平成元年4月1日です。 実は、消費税が導入される前までは、その前身として「物品税」という税金が存在していました。 今回は、消費税の前身である「物品税」とはどんな税金なのか...
イベントや飲み会などの予約をキャンセルした場合は、キャンセル料が徴収されることがあります。 2020年(令和2年)は、新型コロナウイルスの蔓延によりかつてないほどキャンセルが多く発生しており、キャンセル料の支払いを巡ってトラブルが起きているところも多いかと思います。 今回は、キャンセル料に含まれる消費税相当額分の値下げ...
税理士試験の問題を制作する試験委員には「学者」「官僚」「実務家」のいずれかあり、科目ごとに担当が決まっています。 試験委員の違いにより、「学者」の場合、「官僚」の場合、「実務家」の場合とでそれぞれ出題傾向に違いがあることに気づいたのでご紹介したいと思います。 各科目の試験委員 税理士試験の試験委員は、大学教授などの学...
今のご時世、ほとんどの人がスマホや携帯電話を持っているかと思います。 事業用としてスマホを使用している人も多いかと思いますが、携帯電話料金には、月額基本料や通話料の他にも、スマホ端末の分割金や端末機器の保険料など様々なものが含まれているため、仕訳や勘定科目、消費税の区分がどうなるのか戸惑ってしまう方も多いかと思います。...
災害支援のためにコンビニの募金箱で寄付をしたり、支持している政党や団体を応援するために寄付をしたことはないでしょうか? これらは、なんら見返りを期待せずに支出するものですが、消費税の課税対象となるのかだろうかと、疑問に思ったことがある方も多いと思います。 また、寄付金に近い性質のものとして、協賛金やふるさと納税の支払い...
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税理士 川上悠季
平成27年に税理士試験官報合格(合格科目は簿記論・財務諸表論・消費税法・法人税法・事業税の5科目)
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
難しい内容の話でも『わかりやすく』、かつ、『面白く』伝えることを心がけています
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
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