消費税の課税期間は、原則として、法人の場合は事業年度、個人事業者の場合は1月1日から12月31日までの1年間とされています。 ただし、特例として、届出により課税期間を3か月ごと又は1か月ごとに短縮することができます。 今回は、課税期間を短縮した場合にどのようなメリットとデメリットがあるのかについて解説したいと思います。...
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車両などの高額な固定資産を購入する場合は、一括払いではなく、ローンを組んで数年にわたって分割払いで購入代金を支払うことがあります。 このような購入方法を「割賦購入」といいます。 「割賦購入」により固定資産を購入する場合、「割賦販売手数料」を支払うこととなりますが、この「割賦販売手数料」の消費税の取扱いはどうなるのでしょ...
朝夕すっかり涼しくなり過ごしやすい季節となりました。 スポーツの秋、読書の秋など、いろいろと楽しみの多い季節ですが、なんといっても「秋といえば、食欲の秋!」という方も多いのではないかと思います。 そんなグルメなみなさんにとっては嬉しいキャンペーン「Go To Eatキャンペーン」が始まりました。 今回は、「Go To ...
税理士試験の受験生の方は、1回の試験で複数科目合格(2科目以上同時に合格)している人が何人くらいいるのだろうかと気になったことはありませんか? 国税庁のホームページでは、税理士試験の合格者数や合格率などの試験結果が公表されていますが、合格者数は実人員でしか発表されておらず、複数科目を同時に合格していたとしても1人として...
税理士試験の受験生の間で、「官報リーチの受験生には官報調整が行われている」という都市伝説のような噂がまことしやかに語られています。 僕自身も受験生だったころ実際にこの噂を耳にしたことがあり、最後の1科目は大変ビビりながら受験したことを記憶しています。 この噂については「そんなの存在しないよ!」という人もいれば「いや、き...
この記事の内容は、令和4年3月31日以前の改正前の民法の規定に基づいて解説しています。改正民法施行後(令和4年4月1日以後)は、男女関係なく最年少税理士登録可能年齢は18歳となります。 日本は急速に高齢化が進んでおり、若い働き手が減っていることが問題となっています。 税理士業界も同様に高齢化が進んでおり、税理士の平均年...
消費税法の用語には「売上げ」と「仕入れ」という言い回しがあります。 簿記の勉強をしたことがある方は「売上」や「仕入」という、送り仮名の「げ」と「れ」がない書き方の方が馴染み深いかと思います。 実は、簿記の用語の「売上」「仕入」と消費税法の用語の「売上げ」「仕入れ」はそれぞれ意味が違うということをご存知でしょうか? 今回...
令和元年10月1日からの消費税率の引き上げに伴い、ガソリン・灯油・軽油の値段も値上がりすることになりました。 ここで、値上がり率は消費税率の引き上げ率と同じになるのでしょうか? ガソリン・灯油・軽油にはガソリン税、石油税、軽油引取税などの消費税以外の税金も含まれているため、単純に消費税の引き上げ率と同じにはならないので...
交通事故を起こしてしまった場合であっても、保険に加入していれば保険金を受け取ることができます。 しかし、保険契約の内容によっては、当社が保険金を受け取ることなく、保険会社が直接、修理会社事故の相手方に修理代や慰謝料などを支払うことがあります。 そこで、今回は、自動車保険に係る保険金を収受して修理代を支払う場合についての...
最近、キャッシュレス決済が急速に普及しており、事業活動に係る費用をクレジットカードで決済している事業者も多いかと思います。 消費税の計算上、クレジットカードを利用してモノを購入したりサービスの提供を受けた場合にも仕入税額控除の適用を受けることができますが、適用を受けるための要件について勘違いをしている方が非常に多いので...
個人事業者が事業を廃止するときは、廃業時に事業用資産を処分せずに保有していることがあるかと思います。 しかし、消費税の計算では、廃業時に保有している事業用資産について「みなし譲渡」の規定が適用され、消費税が課されることがあります。 今回は、個人事業者が廃業するときの消費税の「みなし譲渡」課税の注意点と節税対策について解...
寒~い毎日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 僕は新年早々風邪を引いてしまい、なんとも幸先の悪い新年のスタートを切ることになってしまいました。 お正月から1週間ほど経っても体調がすぐれず、現時点で2019年のうち約8割を病床に伏したまま過ごしています。 喉が痛くなり咳がゲホゲホ出始め、熱も高くなってきて不...
建物を賃貸する場合は、契約において賃貸借の期間が定められます。 何らかの理由で契約期間が守られなかった場合には、貸主は借主から違約金を収受することがあります。 賃貸借契約の違約金には、消費税の課税の対象になるものとならないものがあるということをご存知でしょうか? 今回は、賃貸借契約の違約金に係る消費税の取扱いについて説...
今年も残すところあとわずかとなりました。 年末年始の連休を利用して旅行に行く予定を立てている方も多いかと思います。 しかし、中には急用や病気で、予約していたホテルや飲食店、航空券などをキャンセルせざるを得ない状況になることもあるかと思います。 この場合、キャンセル料に消費税はかかるのでしょうか? 今回は、キャンセル料に...
この記事の内容は、現在の最新の税制に対応しています。 なお、うまい棒は現在1本12円に値上げされていますが、この記事では執筆当時の販売価格(1本10円)をもとに記載しています。 (消費税法上の考え方は値上げしたあとも変わりません。) みなさん、うまい棒はお好きでしょうか? 僕はもちろん大好きです。 うまい棒といえば1本...
前回の記事では、中間納付額の合計額から消費税額(国税分の中間納付額)と地方消費税額(中間納付譲渡割額)の内訳を求める計算式をご紹介しました。 今回は、なぜこのような計算式になるのかご説明したいと思います。 なお、計算式を導出するにあたっては、中高生レベルの数学的な考え方を使います。 また、この計算式は僕が独自に導いたも...
消費税の確定申告を行う際に、中間納付額の合計額はわかるけど、国税(消費税)と地方税(地方消費税)の内訳がわからなくなってしまったことはないでしょうか? 中間納付税額の内訳は、税務署から送付される「消費税及び地方消費税の確定申告書」又は「『確定申告のお知らせ』はがき」を見れば、消費税と地方消費税それぞれの金額がすぐにわか...
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税理士 川上悠季
平成27年に税理士試験官報合格(合格科目は簿記論・財務諸表論・消費税法・法人税法・事業税の5科目)
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
難しい内容の話でも『わかりやすく』、かつ、『面白く』伝えることを心がけています
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
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