消費税等の経理処理方法について税抜経理方式を採用している場合は、期末に「仮受消費税等」と「仮払消費税等」を相殺して、確定納付税額を「未払消費税等」として計上します。 期中に中間納付があった場合は、中間納付額についても「仮払消費税等」として処理することがありますが、実はこの経理処理方法だと申告ミスを誘発しやすいということ...
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経理処理の記事一覧
消費税の経理方式には、税込経理方式と税抜経理方式の2種類があります。 実は、税込経理方式と税抜経理方式は、一定の条件のもとに併用することができることをご存知でしょうか? 今回は、税込経理方式と税抜経理方式の混合経理方式について解説したいと思います。 なお、税込経理方式と税抜経理方式の違いとそれぞれのメリットについては、...
この記事の内容は、現在の最新の税制に対応しています。 なお、この記事の数値例は執筆当時の旧税率8%(国税6.3%)を基に解説していますが、新税率10%(国税7.8%)になっても考え方は同じです。 消費税の記帳方法には「税込経理方式」と「税抜経理方式」の2種類の方法があります。 どちらを採用したとしても、全体の期間損益計...
みなさんは、事業活動を行う上で生じる取引の中で最も経理処理が難しい取引はどんな取引だと思いますか? どの取引の経理処理が難しいと感じるかは人それぞれ異なるかと思いますが、個人的には車両の買い替えを行った場合の経理処理が最も難しいんじゃないかと思います。 車両の買い替えでは、旧車両の下取り、新車両の購入、減価償却費の計算...
小売業などの商品販売業を営んでいる場合は、同業他社はライバルであると同時にお互いに支え合う仲間であるともいえます。 戦国時代、上杉謙信が経済封鎖による塩不足で困っていた武田信玄に塩を送ったという有名な話があります。 現代においても、災害などの理由により仕入先から商品が届かないような場合に、複数の事業者間で商品を融通し合...
事務所等の家賃や保守点検料などの継続的な役務提供に係る費用を前払いした場合は、翌期以降の期間に対応する部分は会計上「前払費用」として資産計上して繰延べる必要があります。 消費税の計算においても、当期の費用として計上される金額が当課税期間における課税仕入れになります。 しかし、課税仕入れの時期について短期前払費用の特例を...
得意先から商品の販売代金とともに配送料も受け取っている場合、どのような経理処理を行っているでしょうか? 実は、得意先が負担する配送料については、経理処理の方法次第で消費税の納付税額を少なくすることができます。 今回は、販売代金とともに収受する配送料の取扱いについて解説します。 課税の対象の4要件 消費税は、次の4要件...
個人事業者が商品や事業用の備品などを家事のために消費(家事消費)した場合は、対価を収受していなくても、消費税においても所得税においても一定の金額を課税売上げ及び収入金額として計上しないといけません。 棚卸資産の家事消費に係る課税売上げ及び収入金額の計上額は、消費税と所得税とでそれぞれ取扱いが異なるということをご存知でし...
今年も確定申告の時期が近づいてまいりましたが、消費税が法人税の計算上損金の額に算入される時期・所得税の計算上必要経費に算入される時期についてはしっかりと理解していますか? 今回は、確定申告の前に消費税の損金・必要経費算入時期について確認したいと思います。 会計と税務の経理処理の違い 会計上、費用は「発生主義」という考...
スポーツジムやダンス、ヨガなどのスクールを経営している事業者は、ジムの利用料やスクールの受講料として、利用者に対して回数券を発行しているところも多いかと思います。 一般的に、回数券には有効期限が設定されており、有効期限を過ぎてしまったらその回数券は使えなくなります。 では、有効期限を過ぎてしまった回数券に係る売上げの消...
商品の販売代金の振込手数料を当社で負担している場合や商品の販売を他者に委託している場合は、「支払手数料」を計上しているかと思います。 しかし、簡易課税制度の適用を受けて消費税の計算をしている場合は、振込手数料や委託手数料を「支払手数料」として処理すると不利になります。 今回は、これらの手数料について、簡易課税の場合に消...
近年、クレジットカードや電子マネーによるキャッシュレス決済が急速に普及し始めました。 前回の記事でも解説したように、2019年10月の消費税率引き上げ時にキャッシュレス決済によるポイント還元の導入も検討されています。 これを機に、今まで現金のみで決済していたお店でもキャッシュレス決済の導入が進むことになるでしょう。 ク...
今年も残すところあとわずかとなりました。 忘年会シーズン真っ只中、連日の飲み会で肝臓に気を使う毎日を送っている方も多いかと思います。 会社の人たちと忘年会に行く場合、忘年会費用を会社が負担することもあれば、参加者が自分で負担することもあります。 では、会社の忘年会費用の消費税の取扱いはどうなるのでしょうか? 今回は、忘...
税抜経理方式で消費税の処理をしている場合は、期末決算で仮受消費税等と仮払消費税等を相殺して、未払消費税等を計上します。 もし課税売上割合が95%未満であったり、課税売上高が5億円超の場合は個別対応方式又は一括比例配分方式により消費税額を計算するため、控除しきれない消費税額が生じることになります。 この控除しきれない消費...
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税理士 川上悠季
平成27年に税理士試験官報合格(合格科目は簿記論・財務諸表論・消費税法・法人税法・事業税の5科目)
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
難しい内容の話でも『わかりやすく』、かつ、『面白く』伝えることを心がけています
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
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