令和5年10月1日から、適格請求書等保存方式(インボイス制度)がスタートしました。 インボイス制度導入に伴う経過措置として、免税事業者等から行った課税仕入れについては、一定期間の間、80%又は50%の経過措置の適用を受けることができます。 今回は、80%又は50%の経過措置の適用を受ける場合の少額減価償却資産の特例や接...
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法人税の記事一覧
取引先事業者の倒産に備えて、中小企業倒産防止共済制度(経営セーフティ共済)に加入している方も多いかと思います。 今回は、中小企業倒産防止共済掛金の会計処理・仕訳例と消費税の取扱いについて解説したいと思います。 中小企業倒産防止共済制度(経営セーフティ共済)とは 中小企業倒産防止共済制度(経営セーフティ共済)とはどのよ...
以前書いた記事では、税抜経理方式を採用している場合の「控除対象外消費税額等」の取扱いの概要について解説しました。 今回は、控除対象外消費税額(繰延消費税)を繰延処理する際の具体的な仕訳例を紹介します。 個別対応方式の場合 まず、個別対応方式を採用している場合の仕訳例についてみてみましょう。 数値例 当社の当課税期間の...
消費税額の計算について簡易課税制度を採用している場合、控除対象仕入税額は、課税標準額に対する消費税額に一定のみなし仕入率を乗じて計算します。 税額計算に必要な要素は課税売上高のみで、課税仕入れや免税売上げ・非課税売上げについては一切用いません。 「じゃあ、簡易課税を採用しているなら免税売上げと非課税売上げについては区分...
以前書いた記事↓では、不動産等の地代家賃に関する収益の計上時期について解説しました。 この不動産等の地代家賃に係る収益計上時期について、巷では「個人事業者と法人とでは取扱いが異なる」という言説があるようですが、果たしてこれは本当なのでしょうか? 今回は、不動産等の地代家賃に係る収益計上時期に係る個人事業者と法人の取扱い...
近年、個人でもネットショップを開設して手作りの製品を販売したり、ブログに広告を貼り付けたり、アフィリエイトサイトを利用して商品を紹介するなどして副収入を得ることが簡単に出来るようになりました。 しかし、売上規模が小さい場合は、せっかく売上があっても締日までに最低支払額に到達せず、翌月以降に繰り越されてしまい収入が得られ...
ゴルフ場でゴルフのプレーをしたときは、ゴルフプレー代の他に「緑化協力金」というものを支払うことがあります。 今回は、ゴルフのプレー時にゴルフ場に支払う「緑化協力金」についての会計処理と消費税の取扱いについて解説したいと思います。 緑化協力金とは 緑化協力金とは、利用するゴルフ場が「公益社団法人ゴルフ緑化促進会」という...
法人税では、時価よりも著しく低い金額又は無償で商品やサービスを販売したり、低利率又は無利息で金銭を貸し付けた場合は、本来収受すべきであった売上や受取利息相当額を収益として認定して課税されることがあります。 今回は、このように法人税において認定課税された収益が、消費税いおいて資産の譲渡等の対価に該当するのかについて解説し...
法人税では、時価(通常の取引価額)を超える価格で資産を購入した場合は、その時価(通常の取引価額)を超える部分の金額は「寄附金」として取り扱われます。 では、消費税法においては、法人税法上「寄附金」とされる部分について課税の対象となるのでしょうか? 今回は、通常の取引価額を超える寄附金相当額は消費税の課税対象となるかどう...
器具や備品などを購入した場合でも、取得価額が一定金額未満の場合は固定資産として計上せず、「消耗品費」としてその期に費用処理することができます。 このような「消耗品費」として費用処理できるかどうかの判定は、取得価額に消費税を含む「税込み」で行うのでしょうか?それとも「税抜き」で行うのでしょうか? 取得時に全額費用計上で...
会社の株主は、保有する株式数等に応じて、会社が稼いだ利益の配当を受けることができます。 多くの場合、株主への配当は金銭により行われますが、金銭ではなく自社の商品や備品、建物、土地、商品券などの現物の資産をもって配当が行われることがあります。 このような現物による配当を「現物配当」または「現物分配」といいます。 今回は、...
前回書いた記事では、代物弁済による資産の譲渡を行った場合の具体的な仕訳例について解説しました。 今回は、前回の内容の応用編として、代物弁済により譲渡する資産の時価が債務の額と異なる場合の課税関係について、法人税や所得税との関連も踏まえながら考えてみたいと思います。 仕訳や課税関係は債権者が誰であるかにより異なる 代物...
前回書いた記事では、商品券などの「物品切手等」に係る一連の経理処理と消費税の取扱いについて解説しました。 今回は、主に公認会計士による監査を受ける必要がある上場企業などが「収益認識に関する会計基準」を適用している場合に、商品券を発行した場合の消費税の取り扱いと具体的な仕訳例について解説したいと思います。 収益認識に関...
やむを得ず税金の申告納付が法廷納期限より遅れてしまった場合は、延滞税や加算税などのペナルティが発生します。 このようなペナルティとして支払う税金の取り扱いは、普段は見慣れない取引だと思うため、経理処理や消費税の区分で迷ってしまう方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、延滞税や加算税などの処理方法について解説したい...
前回書いた記事では、中小企業が顧客に対して自社発行ポイントを付与し、値引き販売を行った場合の消費税の取扱いと仕訳例について解説しました。 今回は、公認会計士による監査対象となる大企業が「収益認識に関する会計基準」を適用している場合のポイント値引きに係る消費税の取り扱いと仕訳例について解説したいと思います。 収益認識に...
消費税率の10%への引き上げに伴い軽減税率制度が導入されたことにより、飲食料品などを取り扱う小売店は10%と8%の2種類の消費税率に対応しなければならなくなりました。 軽減税率に対応するレジや発注システムの導入・改修を行った場合に、一定の要件を満たす場合は国から軽減税率対策補助金がもらえます。 今回は、軽減税率対策補助...
税法には、期間の数え方に関する規定がたくさん登場します。 課税内容を確定させ、納税者の混乱を招かないためにも、期間の数え方は明確に定義される必要があります。 ところがです。なんと同じ期間計算に関する用語でも、消費税法と法人税法とで意味するところが変わってきてしまうものがあるのです。 その犯人はこいつです↓。 「~の日の...
先週末に日本を襲った台風19号は、関東・東北地方を中心に甚大な被害をもたらしました。 被害を受けられた皆さまや、ご家族、関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 今回は、災害に被災した取引先に対して有する売掛金について、復旧支援のために債権放棄を行った場合の消費税と法人税の取扱いについて解説したいと思います。 債...
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税理士 川上悠季
平成27年に税理士試験官報合格(合格科目は簿記論・財務諸表論・消費税法・法人税法・事業税の5科目)
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
難しい内容の話でも『わかりやすく』、かつ、『面白く』伝えることを心がけています
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
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