第72回(令和4年度)税理士試験の「固定資産税」の第二問・問1の計算問題で、出題条件の不備により解答が導き出せない問題が出題され、国税審議会が史上初めて謝罪文を公表するという前代未聞の事態となりました。 実は、第72回(令和4年度)税理士試験では「消費税法」でも出題不備(詳しくは後ほど解説します。)があり、その件につい...
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税理士試験の記事一覧
第72回(令和4年度=2022年度)税理士試験消費税法の解答速報の後編として、[第二問]計算問題について解説します。 前編[第一問]理論問題については、下記の記事をご覧ください。 はじめに 前回の記事でも書きましたが、この解答速報は、消費税法一問一答アプリシリーズ制作者である私が一人で個人的に制作したものです。 大手...
第72回(令和4年度=2022年度)の税理士試験消費税法の解答速報を作成しました! 今回は前編[第一問]の理論問題について解説します! 後編の[第二問]の計算問題の解説が見たい方は次の記事をご覧ください。 はじめに この解答速報は、消費税法一問一答アプリシリーズ制作者である私が個人的に制作したものです。 私が教材制作...
このサイトをご覧になっている皆さんは、資格試験のためなど日頃から何かしらの勉強をされている方が多いかと思います。 皆さんにとって「一番勉強が集中できる場所」はどこでしょうか? 人それぞれ違いはあるかと思いますが、当サイト運営者である僕は、ガヤガヤと賑やかな「うるさい場所」の方が集中できるタイプです。 これは税理士試験の...
第71回税理士試験消費税法の解答速報の後編として、[第二問]計算問題について解説します。 前編[第一問]理論問題については、下記の記事をご覧ください。 はじめに 前回の記事でも書きましたが、この解答速報は、消費税法一問一答アプリシリーズ制作者である私が一人で個人的に制作したものです。 大手資格学校のように複数人でチェ...
第71回税理士試験消費税法の解答速報を作成しました! 今回は前編[第一問]の理論問題について解説します! ([第二問]計算問題については次の記事で解説しています。) はじめに この解答速報は、消費税法一問一答アプリシリーズ制作者である私が個人的に制作したものです。 私が教材制作者として所属している資格学校の見解ではあ...
税理士試験消費税法の計算問題を解くときに、納付税額を原則課税で計算するのか簡易課税で計算するのかの判断を間違えたら大失点となってしまい、それだけで命取りとなってしまう可能性もあります。 そのため、簡易課税の適用の有無は絶対に間違えることのできない論点のひとつですが、実は、答案用紙の形式から簡易課税の適用の有無を判断でき...
商品の在庫を見本品等としてお客さんに提供した場合など、本来の用途(販売すること)以外の用途で使用した場合は、その分の金額を「見本品費」などの他の勘定科目に振り替える必要があります。 今回は、仕入商品を他の勘定に振り替えた際の経理処理と消費税区分の注意点について解説したいと思います。 他の勘定科目に振り替える場合とは ...
国税庁から、令和2年度(第70回)の試験の結果が発表されました。 令和2年度(第70回)税理士試験結果 令和2年(2020年)は、新型コロナウイルスの影響で試験の実施自体危ぶまれる過去に類を見ない異例の状況となりました。 なんとか予定通り実施されたものの、感染第二派の真っただ中だったこともあり、令和2年度(第70回)の...
国税庁が公表している税理士試験の試験概要によると、税理士試験の合格基準点は「各科目とも満点の60パ-セント」と記載されています。 (3) 合格 合格基準点は各科目とも満点の60パ-セントです。 国税庁-税理士試験の概要 税理士試験の受験生にとっては、この合格基準点を信じている人はほとんどいないと思います。 「表向きには...
税理士試験の問題を制作する試験委員には「学者」「官僚」「実務家」のいずれかあり、科目ごとに担当が決まっています。 試験委員の違いにより、「学者」の場合、「官僚」の場合、「実務家」の場合とでそれぞれ出題傾向に違いがあることに気づいたのでご紹介したいと思います。 各科目の試験委員 税理士試験の試験委員は、大学教授などの学...
男女共同参画社会の進展により女性の社会進出が進み、税理士を目指す女性の方が増えてきています。 しかし、税理士全体に占める女性の割合は15%程度であり、税理士業界においては十分に男女共同参画が実現しているとは言い難いのが現状です。 また、税理士業界に限らず、日本社会全体に目を向けても、企業での差別的な待遇や大学への進学率...
税理士試験の受験生の方は、1回の試験で複数科目合格(2科目以上同時に合格)している人が何人くらいいるのだろうかと気になったことはありませんか? 国税庁のホームページでは、税理士試験の合格者数や合格率などの試験結果が公表されていますが、合格者数は実人員でしか発表されておらず、複数科目を同時に合格していたとしても1人として...
税理士試験の受験生の間で、「官報リーチの受験生には官報調整が行われている」という都市伝説のような噂がまことしやかに語られています。 僕自身も受験生だったころ実際にこの噂を耳にしたことがあり、最後の1科目は大変ビビりながら受験したことを記憶しています。 この噂については「そんなの存在しないよ!」という人もいれば「いや、き...
税理士試験に合格するためには、基礎論点や重要論点の問題を絶対に取りこぼさないようにすることが大切であることは言うまでもありません。 しかし、税理士試験は上位約12%が合格する相対試験であるため、誰もが得点できる基礎論点だけ正解しているようでは合格することはできません。 他の受験生と差をつけて上位約12%に入り込むために...
前回の記事では、複数の事業を行っている場合の簡易課税制度による納付税額の計算方法について解説しました。 簡易課税による場合の適用されるみなし仕入率の計算方法には原則、特定1事業、特定2事業の3種類があります。 中でも、特定2事業の計算は有利になる組み合わせの判定までしないといけないため非常に計算に手間がかかりますが、実...
消費税法の用語には「売上げ」と「仕入れ」という言い回しがあります。 簿記の勉強をしたことがある方は「売上」や「仕入」という、送り仮名の「げ」と「れ」がない書き方の方が馴染み深いかと思います。 実は、簿記の用語の「売上」「仕入」と消費税法の用語の「売上げ」「仕入れ」はそれぞれ意味が違うということをご存知でしょうか? 今回...
政府与党の自民・公明両党が先日12日、令和2年度税制改正大綱を発表しました。 PDFデータ:令和2年度税制改正大綱 今回は、令和2年度税制改正大綱のうち、消費税に関する改正点をまとめました。 法人に係る消費税の申告期限の特例の創設 法人税・住民税・事業税については、 申告期限を延長することができますが、消費税について...
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税理士 川上悠季
平成27年に税理士試験官報合格(合格科目は簿記論・財務諸表論・消費税法・法人税法・事業税の5科目)
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
難しい内容の話でも『わかりやすく』、かつ、『面白く』伝えることを心がけています
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
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