令和元年10月1日から消費税の軽減税率制度がスタートし、飲食料品を買うときは、イートイン(店内飲食)なら消費税10%、テイクアウト(持ち帰り)なら消費税8%で適用されることとなりました。 喫茶店などで、店員さんに「イートインで」と伝えてコーヒーを頼んだのに、店内のすべての席が埋まっていて座れなかったため、仕方なく店内で...
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軽減税率の記事一覧
商品購入時に企業発行のポイントを使用した場合の値引額の考え方は、レシートの表記により「対価の値引きである場合」と「対価の値引きでない場合」とがあり、いずれに該当するかにより消費税の仕入税額控除の考え方が変わってきます。 今回は、ポイント使用額が「対価の値引きである場合」と「対価の値引きでない場合」のそれぞれの仕入税額控...
以前書いた記事では、売掛金や買掛金などの振込手数料の仕訳・会計処理と消費税の取扱いについて解説しました。 今回は、軽減税率8%が適用される商品に係る売掛金や買掛金の決済時の振込手数料の取扱いについて解説したいと思います。 振込手数料は原則として標準税率10%課税仕入れ 令和元年10月1日から日本で初めて消費税の軽減税...
令和元年10月1日から消費税率が10%に引き上げられるとともに、軽減税率制度が導入されることとなりました。 基本的に、人が食べたり飲んだりするものは軽減税率8%が適用されるのですが、買ってすぐに食べるわけではない、果物や野菜の苗木・種子については軽減税率は適用されるのでしょうか? 今回は、果物や野菜の苗木や種子に適用さ...
みなさんはウーバーイーツ(Uber Eats)を利用したことはありますか? 新型コロナウイルスの影響で外出して食事をとることが憚れる昨今、急速に人気が広がっています。 僕も実際に利用してみて、多少割高ではあるものの、注文してからすぐに届けてくれる点や外出する手間が省ける点において非常に便利なサービスだと感じました。 今...
2020年7月1日から、容器包装リサイクル法の改正により小売業を営む全ての事業者を対象にレジ袋の有料化が義務付けられました。 これによりレジ袋の売上げについてもしっかり管理する必要が出てきましたが、特に厄介なのは飲食料品の持ち帰り販売を行っている場合です。 コロナ禍で持ち帰り販売を始めた飲食店も多いかと思いますが、経理...
お葬式の際の香典返しや結婚式の引き出物、お中元・お歳暮等の贈り物として、カタログギフトを贈答している方も多いと思います。 今回は、カタログギフトに消費税はかかるのか?軽減税率は適用されるのか?について解説したいと思います。 カタログギフトとは カタログギフトとは、カタログに掲載された商品のうち好きなものを相手方(カタ...
前回書いた記事では、食品と食品以外の資産があらかじめ一の資産を形成し、又は構成しているものであって、その一の資産に係る価額のみが提示されている「一体資産」を譲渡した場合の軽減税率の適用判定について解説しました。 今回は、食品と食品以外がセットで販売されていても「一体資産」とならず、「一括譲渡」となる場合の消費税の課税関...
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、飲食料品の持ち帰り販売を開始した飲食店も多いかと思います。 今回は、飲食料品を持ち帰り販売するための保冷剤、包装、容器について軽減税率が適用されるかどうかについて解説したいと思います。 軽減税率が適用される取引 令和元年10月1日から日本で初めて消費税の軽減税率制度が導入される...
病気の予防や早期発見のために、人間ドックや健康診断を受けたことがある人が多いと思います。 今回は、人間ドックや健康診断費用に係る消費税の取扱いについて解説したいと思います。 人間ドック・健康診断は非課税取引とされる社会保険医療には該当しない 消費税法の規定では、国内で行われるモノやサービスの提供のうち、消費税法別表第...
毎年お正月明けの東京中央卸売市場(豊洲市場)で開催される「マグロの初競り」は、年始の風物詩としてすっかり定着しました。 初競りでは、テレビや新聞などの注目が多く集まっているため、宣伝効果を狙ってものすごい高値が付けられることが多いです。 (2021年の初競りではコロナ禍で外食の自粛ムードのため、派手にやるのはいかがなも...
飲食料品の仕入販売などを行っている事業者は、卸売業者から販売奨励金やセンターフィーなどの名目で金品を受け取ることがあるかと思います。 今回は、飲食料品の卸売業者から販売奨励金やセンターフィーを受け取った場合の消費税の取扱いについて解説したいと思います。 軽減税率が適用される取引 令和元年10月1日から日本で初めて消費...
自動販売機の運用形態として、自販機をリース又は購入して自分で設置し、商品の仕入れや補充、ゴミ回収等を自分ですべて行う「セミオペレーション」という運用形態があります。 今回は、セミオペレーションにより自動販売機を運用する場合の消費税の取扱いについて解説したいと思います。 自動販売機の運用形態 自動販売機の運用形態には、...
自動販売機は、置くスペースさえあれば気軽に設置でき、あまり労力をかけなくても安定的に収入が入ってくるため、副収入を得るために自動販売機を設置している方も多いかと思います。 自動販売機を設置し運用を続けていくうえで、様々な費用や収入が発生しますが、これらの会計処理や消費税の取扱いは少し複雑です。 今回は、自動販売機の設置...
前回書いた記事では、役員や従業員に食事を支給した場合の消費税の取扱いについて解説しました。 今回は、役員や従業員に支給した食事代に標準税率10%と軽減税率8%が混在している場合に、福利厚生費として計上する課税仕入れの最も有利な金額を「線形計画法」という数学的な手法によって計算する方法をご紹介したいと思います。 線形計...
令和元年10月1日から消費税の軽減税率制度スタートし、新聞も軽減税率の対象資産となりました。 とはいえ、新聞なら何でもかんでも軽減税率8%となるわけではなく、10%となるものもあります。 そこで今回は、新聞が消費税の軽減税率の適用対象になる場合とならない場合の違いについて解説したいと思います。 軽減税率が適用される取...
この記事で解説している特例の適用期間は、令和5年9月30日までです。 現在、この特例の適用期間は過ぎていることにご注意ください。 令和元年10月1日から新たに軽減税率制度が導入されたことに伴い、中小事業者(基準期間における課税売上高が5,000万円以下の事業者)に対して一定の簡便な方法で納付税額を計算することを認める「...
僕は今、非常にイラついています。 なぜか? その理由は、コンビニなどで飲食料品を購入する際に「イートインコーナーで飲食していきます」と何度も言っているのに消費税率10%でお会計してもらえないからです。 早いもので、消費税の軽減税率制度が導入されてから1年とちょっとが経ちましたが、実は僕は、コンビニでイートイン利用時に今...
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税理士 川上悠季
平成27年に税理士試験官報合格(合格科目は簿記論・財務諸表論・消費税法・法人税法・事業税の5科目)
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
難しい内容の話でも『わかりやすく』、かつ、『面白く』伝えることを心がけています
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
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