令和元年10月1日から、日本でも初めて軽減税率制度が導入されることとされました。 食べ物や飲み物は生活に必要な物品であるため、飲食料品の譲渡については消費税8%(軽減税率)が適用されますが、飲食料品をお店の中で食べていく「イートイン」の場合は消費税10%(標準税率)となります。 飲食料品をお客さんの元まで届ける「出前」...
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軽減税率の記事一覧
この記事で解説している特例の適用期間は、令和5年9月30日までです。 現在、この特例の適用期間は過ぎていることにご注意ください。 中小事業者の税額計算の特例の1つである「軽減売上割合の特例(10日間特例)」では、売上げを税率の異なるごとに区分して経理することにつき「困難な事情」があるときは、軽減売上割合を用いて軽減税率...
令和元年10月1日から消費税率が10%に引き上げられ、日々の買い物での負担が増えたと感じている方も多いと思いますが、日本の消費税率は世界各国と比較すると低い方だということをご存知でしょうか? 今回は、2020年1月時点の世界各国の消費税率が高い国のランキングと海外の軽減税率制度について解説したいと思います。 消費税率...
前回書いた記事では、水道代に軽減税率が適用されるのかについて解説しました。 今回は、水関連の内容で、「ウォーターサーバーのレンタル料や水の料金に軽減税率は適用されるのか」について解説したいと思います。 軽減税率が適用される取引 令和元年10月1日から日本で初めて消費税の軽減税率制度が導入されることとなり、消費税は8%...
令和元年10月1日から日本で初めて消費税の軽減税率制度が導入されることとなりました。 基本的に、飲んだり食べたりすることができる「飲食料品」と定期購読している週2回以上発行される「新聞」が軽減税率の適用対象になるということは知っている方が多いと思います。 では、水道代については、軽減税率は適用されるでしょうか? 水道の...
みりんは日本料理を作る上で欠かせない調味料です。 肉じゃがや筑前煮、みりん干しなどの和食のほか、サラダのドレッシングに混ぜたり、中華料理のお肉に染み込ませたりなど様々な料理で使用することができるため、日常的にも頻繁に購入するものだと思います。 しかし、みりんを買う際は消費税が8%なのか10%なのか非常にわかりにくいため...
皆さんは漢方薬はお好きでしょうか? 僕は苦いので嫌いです。 しかし、「良薬は口に苦し」と言うため、健康のためや病気の治療のために漢方薬を飲んでいる方も多いかと思います。 実は、漢方薬の購入金額については、消費税が8%になる場合と10%になる場合と非課税になる場合と3種類あることをご存知でしょうか? 今回は、漢方薬に係る...
簡易課税制度の適用を受けて消費税の納付税額を計算している場合は、各売上を事業区分ごとに分類しなければなりません。 令和元年10月1日から軽減税率が導入されることとなったため、事業区分だけでなく適用税率についても正確にしなければなりません。 そこで今回は、簡易課税制度で間違えやすい事業区分や軽減税率の適用判定について解説...
プライベートブランドのOEM(Original Equipment Manufacturer)生産などにより、取引先から注文を受けて、他社ブランドの製品を製造して供給する「製作物供給契約」が近年増えています。 例えば、全国に大型ショッピングモールを展開するイオングループのプライベートブランドのTOP VALU(トップバ...
事業者にとって、接待交際費は取引先との関係を円滑に保つために必要不可欠な支出となります。 接待交際費の支出の内容は多岐にわたり、消費税の適用関係も様々です。 そこで今回は、接待交際費に係る消費税の税率、課否判定、課税仕入れの区分について解説したいと思います。 接待飲食費 古今東西、人類は皆お酒が大好きです。とりあえず...
みなさんは「ケーキバイキング」や「焼肉食べ放題」、「お寿司食べ放題」、「しゃぶしゃぶ食べ放題」などの食べ放題コース料理はお好きですか? 僕は小食なので、食べ放題コースで頼んでもすぐにお腹がいっぱいになってしまうため、「これなら単品で頼んでおいた方がほうがもっと安く済んだのにな」と思うことが多いので食べ放題はあまり食べま...
令和元年10月1日から消費税の軽減税率制度が導入されることとなり、飲食物を店内飲食する場合は消費税10%、持ち帰りで購入する場合は 消費税8%(軽減税率)が適用されることとなりました。 では、注文した飲食物の一部を店内で食べていき、残りは持ち帰る場合は、消費税の取扱いはどうなるのでしょうか? 今回は、注文した飲食物につ...
令和元年10月1日より消費税の軽減税率制度がされ複数税率となったことに伴い、飲食料品などの軽減税率対象資産を委託販売形式で販売する場合の「委託販売手数料」に係る消費税の取扱いが変更されることとなりました。 今回は、軽減税率対象資産に係る委託販売手数料の取扱いがどう変わったのかについて解説したいと思います。 委託販売と...
従業員の出張に際して日当を支給した場合は、通常必要と認められる範囲内の金額であれば、その日当の支払額は消費税法上の課税仕入れとなります。 では、日当の支払額のうち、軽減税率の適用対象となる飲食料品などの購入費用に充てられた金額の課税仕入れの適用税率はどうなるのでしょうか? 今回は、出張時の日当が飲食費に当てられる場合の...
Amazonや楽天などのネット通販サイトで商品を購入した場合には、配送料を支払うこととなります。 実は、飲食料品などの軽減税率の対象となる商品を買う場合は、商品代金に配送料が含まれているときの方が、配送料別の場合よりもお得になるということをご存知でしょうか? 今回は、配送料に関する消費税の取扱いについて解説したいと思い...
前回書いた記事では、キャッシュレス・ポイント還元事業により付与されるポイントは消費税法上「不課税取引」になるということをしました。 前回書いた記事では、キャッシュレス決済を行った場合の購入者側の仕訳例の一部をご紹介しましたが、記事のボリュームの問題上すべてのパターンをご紹介することはできませんでした。 今回は、キャッシ...
クレジットカードなどを使用してキャッシュレス決済を行った場合に、キャッシュレス決済事業者から付与されるポイントには「通常のポイント」と「キャッシュレス・ポイント還元事業に係るポイント」の2種類があります。 今回は、クレジットカード会社などのキャッシュレス決済事業者から付与される「キャッシュレス・ポイント還元事業に係るポ...
商品の販売促進ツールの一環としてポイントプログラムが幅広く普及しています。 ポイントプログラムの運用形態には様々なものがあり、会計上の処理も運用形態により異なるため、経理担当者の頭を悩ませる要因の一つだと思います。 そこで今回は、様々なポイントプログラムの運用形態のうち、自社発行ポイントを付与・使用した場合の消費税の取...
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税理士 川上悠季
平成27年に税理士試験官報合格(合格科目は簿記論・財務諸表論・消費税法・法人税法・事業税の5科目)
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
難しい内容の話でも『わかりやすく』、かつ、『面白く』伝えることを心がけています
研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞において入選
また、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費税の非課税取引該当性-土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて-」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞
消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分類や課税仕入れの区分を覚えるための暗記カードからひらめきを得て「消費税法 無敵の一問一答」を開発
現在は税理士業務のほか、大手資格学校の消費税法の教材制作や会計・税務関連書籍の執筆、ウェブコンテンツの制作など幅広く手掛けている
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